こんにちは。キッチンマウンテンです。この記事では
「日本のフードデリバリー市場は今後どうなっていくの?」
「世界のフードデリバリー市場はどんな状況なの?」
「クラウドキッチンとゴーストレストランにどんな意味があるの?」
といった疑問にお答えしていきます。
結論から言いますと、
・2021年の日本フードデリバリー市場規模は2019年比190%の7,975億円にまで成長する見込み
・レストラン売上に占めるデリバリー比率も2019年の3.1%から2020年の6.5%と2倍以上成長
・世界では2020年の客数(食機会数)が47%増加して137億3000万件に到達。世界各国でシェアリングデリバリーサービスやプラットフォームが急速に進歩
となります。
今回の記事を書くために国内や海外の調査機関から情報をまとめました。
またクラウドキッチン/ゴーストレストランを企画・運営している経験も踏まえ、皆様に正確な情報をお伝えしようと思います。
このページでは、フードデリバリー市場をきちんと理解するために次の3点を解説します。
この記事を読むとフードデリバリーサービス市場で今何が起きているのか、を理解することができます。
1. 日本のフードデリバリー市場規模と予測
1-1 2020年の国内フードデリバリー市場規模と2021年予測
日本のフードデリバリー市場は2020年には6,264億円、2021年には7,975億円(2020年比127%)を超えると予想される
レストラン業態(小売店、自販機、社員食堂、学生食堂を除く。宅配ピザを含む)におけるデリバリー(出前)市場規模は、2021年(1-12月計)に約7975億円になる見込みで、前年と比べ27%程度増加することが見込まれます(図表参照)。2019年比では91%増とコロナ前の2倍近くの規模となります。売上に占める比率は9.4%程度と想定されます。(「NPD Japan, エヌピーディー・ジャパン調べ」)
1-2. 日本のフードデリバリー比率
外食業態のデリバリー市場規模は50%増の6264億円となり、レストラン売上に占めるデリバリー比率も3.1%から6.5%と2倍以上となりました。(「NPD Japan, エヌピーディー・ジャパン調べ」)
2. 世界のフードデリバリー市場動向
多くの国で強制的なロックダウンによってイートインの選択肢が制限された一方で、レストランに対する消費者の需要は衰えず、デジタル注文やデリバリーなどの中食に前例のない成長をもたらしました。デリバリーは、2020年の食機会数(客数)が47%増加して137億3000万件に達し、世界各国でシェアリングデリバリーサービスやプラットフォームが、急速に進歩しました。特に、米国、ロシア、カナダ、オーストラリアデリバリーの成長率が高くなりました。
デリバリーの中でも特に、モバイルアプリ、インターネット、テキストメッセージを使って注文する“デジタルデリバリーサービス”が加速しています。“デジタルデリバリー”は世界13か国計で2020年に67%増加しました。特に増加幅が大きかったのは、米国の123%増、ロシアの117%増、カナダの113%増でした。(「NPD Japan, エヌピーディー・ジャパン調べ」)
3. クラウドキッチンとゴーストレストラン
海外・国内のフードデリバリー市場が大きく成長していることをご紹介しました。いかがでしたでしょうか。
飲食業では成長市場に投資(=出店・開業)することが重要になります。成長を続けるフードデリバリーサービス市場の中心地である東京港区のクラウドキッチンでゴーストレストランを出店・開業してみませんか。
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